福島県立医科大学の八木沼博士らによる研究論文「Novel astatine (²¹¹At)-labelled prostate-specific membrane antigen ligand with a neopentyl-glycol structure: evaluation of stability, efficacy, and safety using a prostate cancer xenograft model」がEuropean Journal of Nuclear Medicine and Molecular Imagingに掲載されました。アルファ線を放出する放射性同位体「アスタチン」を用いた、新しい前立腺がんの治療薬開発に関する研究成果です。当社が開発した小動物イメージング装置「XCam-CdTe」を用いて取得した画像が論文に使われています。

八木沼博士から当社武田取締役宛てに、「研究成果が論文として無事に掲載されましたことをご報告申し上げます。武田先生にご提供いただいたX線カメラの画像は、非常にインパクトがあり、論文においても大変重要な役割を果たしております。この場を借りて、改めて厚く御礼申し上げます。」とのお言葉を頂きました。私たちはこれからも、アルファ線核医学治療の発展の一助となるよう、装置開発に精進してまいります。

https://doi.org/10.1007/s00259-024-06945-x