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「ガンマディテクタ」初めての納品が完了しました
当社が開発を進めてきた、放射性同位体(RI)を用いた創薬やプローブ開発に利用できる「ガンマディテクタ」が完成し、新たな製品ラインナップに加わりました。そして今春、東京大学薬学部と東京大学アイソトープ総合センターへの初めての納品が完了しました。ガンマディテクタは、RIから放出されるガンマ線を検出して計数を行う装置です。高速液体クロマトグラフ装置(HPLC)に接続して、RI標識された化合物を分取するのに活用されます。納品作業では、実際に高速液体クロマトグラフ装置(HPLC)に接続して、HPLCのGUIソフトウェア上でガンマディテクタの出力がモニターできることを確認しました。
当社のガンマディテクタは東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)における宇宙用観測機器の研究開発成果をもとに開発されました。お客様の実験に適した検出感度を実現するために、オプションでシンチレーター検出器をカスタマイズすることも可能です。
